三重県でパッシブデザインの「本当のゼロエネルギーハウス」を建てるなら②

ゼロエネルギーハウスを日本でどう作るか

こんにちは! 齋藤です!!( ´∀`)

こちらの記事は『三重県でパッシブデザインの「本当のゼロエネルギーハウス」を建てるなら①』の続編です!

ゼロエネルギーハウスと「ゼロ円住宅」の違いをお分りいただけたところで、低燃費住宅が、ゼロエネルギーハウスを実現させるためにしている7つのポイントをご紹介させていただきます!

正方形の家が最も効率が良い

低燃費住宅を作るときは、大きな家よりは、正方形に近い小さい家の方が良いです。

特に、家の「外壁表面積」を小さくするべきです。

外壁表面積が大きいと、「光熱費アップ」さらに「施工費用」もアップするためです。

外部に面する部分は、常に日差しや雨風にさらされ、室内の温度や湿度に大きく影響します。

 

外壁表面積は、防水性、耐久性も高い材料を使う必要があります。

夏の暑さや、冬の寒さを小さくするためには断熱性の高い材料も必要なので、建築コストも高くなります。

 

外壁面積を最も小さくしようとすれば、それは球体(ドーム)型になるのですが、

角のない家では家具の配置に悩んでしまいます。

実用性を考えれば、正方形に近い形が最も実用的で、温熱の効率も良くなります。

建物の高断熱化を

住まいの快適性を高めるには、建物の断熱材を厚くして、高断熱にすることが重要です。

断熱剤は家に着せるセーターのようなものです。しかし薄っぺらな断熱材しか使わないことは、裸同然にしているのと同じです。だから日本の住宅は他の先進国に比べて寿命が短い。

さらに日本の高温多湿な環境で、断熱材導入だけでなく湿気対策もあまり気にされていないことが多いです。そのため、近年では多くの家がカビたり腐ったりしてしまいます。

夏涼しく、冬暖かいというのは、自然の摂理に反しているため、当然結露(カビダニの原因に)が起こります。だからこそ、断熱工事と共に、気密工事も行い、湿気が入らないようにしなければなりません。

しかし、建築物理学を大学で学んでいない建築家や工務店は、断熱材だけを入れて気密工事をしないため、「断熱材を入れたらカビるようになった。」と考えてしまい、薄っぺらな断熱材しか使わなくなるのです。

息苦しいことはない!高気密住宅にしましょう

気密性能は家のウインドブレーカーのようなもので、断熱だけして気密をしないのは、真冬の風が強い日に分厚いセーターだけで外出し、セーターの隙間から風が入ってくるようなものです。

だから、断熱と気密は両方して初めて、暖かい家になります。

「気密性能が低い家」というのは、「足元がスースーする家」です。

暖房をつけていても、足元が冷えて膝掛けがないとダメという経験はありませんか?これは隙間風が吹き込む「低気密住宅」です。

日本では、床暖房がなぜ人気なのでしょうか。

足元が冷える低気密住宅が多いからです。

「高気密は息苦しい」というようなイメージで、隙間だらけの低気密住宅が蔓延しています。

断熱をしっかりしていてもその効果は半減、さらに壁の中で結露が発生しカビ、木の腐りの原因になります。

日本の住宅が短命な理由の一つと考えられます。

夏は日射遮蔽、冬は日射取得できる設計にする

太陽の力を生かすパッシブデザインをしている工務店やハウスメーカーでは日本では珍しいです。

 

こちらの図に示したように、

設計時に、軒や庇、方位や窓の位置などをしっかり考慮することが大事です。

太陽のエネルギーを生かす為に、

 

  • 敷地内でどのような向きにレイアウトするか?
  • 窓の上にある庇をどれくらいの長さにするか?
  • 屋根をどのようにかけるか?

設計時にこのようなことに気を配ることで、自然の冷暖房を活かし、使用エネルギーを大きく減らすことができるのです。

 

蓄熱できる建材を使う

 

皆さんは、昔ながらの「蔵」に入ったことがあるでしょうか?

外気が35℃を超える真夏でも、ひんやりと涼しい空気がそこには流れています。

家の中に熱を貯めるというイメージは、蔵を想像してもらえればわかりやすいかもしれません。

 

夏場は、夜間に冷えた空気を家の中に蓄えておけば、日中も涼しい状態が続きます。

逆に冬場は、日中に太陽から得た熱を家の中に蓄えておけば、夜の室温低下を抑えてくれます。

 

家の中に熱を蓄えておけるようにするのは、

壁、床、天井などの建材です。

熱をより貯蓄できる建材を使えば、エアコンをたくさん使わずとも、普通の家でも蔵のような快適な空間を作り出すことができます。

結果として長持ちする家になる

こちらの「三重県で、安くて耐久性に優れた家を建てる為に」の記事でも詳しく紹介していますが、

日本で戦後に建てられた木造住宅の平均寿命は約30年です

これは、アメリカの60年、ドイツの80年、イギリスの100年などの先進国と比べても短くなっています。

日本の住宅で寿命が短い大きな原因の一つは、高温多湿な気候で、家が腐るからです。

冬場にガラス窓や、サッシに付いている結露だけでなく、壁の中でも結露が発生しています。

しかし、上記の1〜5の設計をすることで、住宅の寿命が長くなり、人生の住まいのトータルコストをも抑えることができます。

 

長い期間使うとなると、月々のエネルギーコストも考慮しなければ計算ができません。

 

100年後の電気代を予測することは困難ですが、パッシブデザインにしてゼロエネルギーハウスを造ることで、電気代の上昇リスクも最小限に抑えることができます。

 

日本でパッシブデザインハウスを建てるには、手間がかかりある程度初期コストはかかるのですが、

  • 長期的に見た時のエネルギーコスト
  • メンテナンスや建て替え費用

を考えると、高い買い物ではなく、将来への投資と考えられます。

エネルギーパスでチェックする

エネルギーパスは、家のエネルギー性能の偏差値を示すようなものです。

燃費計算方法であり、(日本エネルギーパス協会「エネルギーパスとは?」参照)

これでチェックすることで、実際に住む前にゼロエネルギーハウスになるかどうかをチェックしましょう!

省エネ先進国のドイツでは、1977年以降、家の燃費の計算をしなければ、確認申請が下りなくなりました。

2002年には、家を借りる時、売る時、建てる時ににもエネルギーパスを表示しなければならないということが義務化されました。

皆さんも、車を買うときは、燃費をチェックしませんか?

それと同じで、家を買うときも、燃費性能をチェックしなければ、どのくらいの電気代がかかるのかが住んでみないとわからないですよね?

もし、今検討している工務店やハウスメーカーがあれば、

「この住宅の燃費はいくらですか?」と聞いて見てください。

「光熱費は、だいたい10万円くらいです。」という答えは、燃費ではありません。

車を買う時に、「月のガソリン代は、1万円くらいです。」と言っているのと同じです。

「何km走って1万円なの? 」と疑問に思いませんか?

その為、きちんとした「性能の表示」が必要なのです。

 

低燃費住宅が、ゼロエネルギーハウスを実現させるためにしている7つのポイントをご紹介しました。

  1. 正方形の家が最も効率が良い。
  2. 建物の高断熱化を。
  3. 息苦しいことはない!高気密住宅にしましょう。
  4. 夏は日射遮蔽、冬は日射取得できる設計にする。
  5. 蓄熱できる建材を使う。
  6. 結果として長持ちする家になる。
  7. エネルギーパスでチェックする。

三重県でのゼロエネルギーハウス、パッシブデザインハウスのご相談は、ぜひ私たちにご相談ください(^ ^)

お問い合わせはこちらからお待ちしております。

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